当日にやるべきこととは？
ミュージカルのオーディションで十分に力を発揮できないと落ち込んでしまう人も多いでしょう。声が出ない、アピール出来なかったなど反省するべき点を理解している人は大丈夫。
審査の当日に力を発揮したいなら、まずは日ごろの練習です。歌詞を完璧に覚えるようになる。ダンスの振り付けを間違えずに踊れるようになるなどが基本です。やっているけど、人前で審査されると緊張してしまうという方には「慣れる」ことも大事です。スタジオで踊るだけではなく人目につくところで踊ってみるなど、場数を踏むことも大事です。刺激を受けるため、勉強のために良いミュージカル作品をたくさん観ることも大切なことです。世界中の作品に触れることで、自分の表現力を引き出すことができるかもしれません。また、当日の予行練習イメージして何度も同じことを体に覚えさせることで、体にインプットされた状態になるので緊張することもなく力を発揮することができるでしょう。この役が欲しい演じたいという熱意も大切な要素なのは忘れないでください。
ミュージカルのオーディション会場では、控室でウォーミングアップをすることも大切です。体が疲労するような大きな声は出さずに、数分のアップと休憩を繰り返すだけで、徐々に体の血行が良くなり声が出やすく体が動くようになります。
発声練習についても、最高音は出さないことが重要で、いつもの半分程度の練習で十分だといわれています。また、オーディション当日は、控室に入る3時間以上前に起床して、まわりの人たちと会話をしながら声を出したり、軽く体を動かしておくのもおすすめです。会場へ向かう際も、駅まで歩いて体を動かしたり、カラオケボックスで軽く声を出しておくなど、体の緊張を和らげる準備をするのもポイントになります。本番前に効率良くウォーミングアップをおこなうことは、声を出し過ぎで喉を壊してしまうという心配もないため、完璧な状態の体で本番を迎えられます。夢のミュージカルの舞台に立つ切符を掴むためには、ポジティブシンキングで本番に挑むことも大切です。